巻頭対談 2015年11月号
中小企業は“海外”とどう付き合うべきか生産は海外の拠点で。国内の売り上げも海外からの訪日客に依存。人手も海外の研修生や留学生――こんな具合に、日本の企業活動と「海外」とのつながりは今日ますます強いものになっている。そこで、今回は株式会社「洗車の王国」の相原浩代表にご登場いただき、中小企業は“海外”とどのように付き合うべきかについて考えてみたい。 「洗車の王国」は洗車用品の開発販売と洗車サービスを手がける会社である。同社がメディアの注目を浴びたのは、“海外”とくに中国での洗車サービスの目覚ましい成長ぶりにある。中国で1号店をオープンさせたのが2006年。それから9年足らずで500店舗ほどにまで拡大させた。同社...