スモールサンニュース論考

論考 2015年1月号

“思考”を鍛える②~前進はむしろ後退である~スモールサン主宰 立教大学教授 山口義行 昨年1月号の巻頭論文を、私はこんな風に始めている。 多忙を極めている日常生活の中にあっても、私はできるかぎり「3つの時間」を確保するよう心掛けている。その1つは“インプットの時間”。新聞やネット情報などに触れたり、人と話したりして情報を収集し、その真偽や評価を巡っていろいろ考える時間である。2つ目は“アウトプットの時間”。インプットした情報を自分の頭を使って「加工」し、それを文章にしたり、講演などの形で世間に訴える時間である。・・・そして、3つ目が“思考を鍛える時間”である。(スモールサンニュース2014年1月号「巻頭論文」より...

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