スモールサンニュース論考

コラム「山口義行のコレが言いたい」2011年1月号

2011年は、“前向きな自分主義”で行こう! 米国の巨大なバブルが崩壊し、リーマンショックという衝撃を経て、世界経済は激しい競争の時代へと突入した。米国というエンジンを失った世界経済は、新興国の内需に支えられてかろうじて失速を回避してきたが、これはまた市場や産業の構造変化を伴う大競争時代の幕開けでもあった。 米国というけん引力を失って低迷する先進国経済では、中小企業を吹き飛ばす程に激しい「パイの奪い合い」が展開されている。また、先進国の大企業は新興国市場の獲得に向けて激烈な競争を展開しつつあり、それにともなって中小企業もあらたな選別の嵐にさらされてようとしている。 そういう厳しい時代状況から目をそ...

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