インタビュー/景気を読む 2022年11月号
「 “需要減”が景気回復の足を引っ張りはじめた! ~景気の先行き不安高まる~」 聞き手 北嶋詩穂(スモールサン事務局) 自動車関係などでは半導体や部品不足のために大手メーカーが減産していて、その影響で下請け企業の仕事が減っているということは以前から言われてきた。今起きているのは、そういう供給のボトルネック現象ではない。中国経済やEU経済の景気減速が日本の製造業に“需要減”という形で影響を及ぼしはじめているということ。少しセンセーショナルな言い方をすれば、「世界不況」の到来を懸念させるような現象が日本で散見されはじめたということだ。まさに要注意だね。… (本文より抜粋) 目立ち始めた“需要減” 北嶋 先月号では...