インタビュー/景気を読む 2021年8月号
「“感染爆発”で景気の先行き懸念強まる ~ワクチン接種のペース次第では「景気の9月離陸」は可能~」 聞き手 北嶋詩穂(スモールサン事務局) これからはワクチン接種の対象はほとんどが65歳未満。だから、ワクチン接種の進展とともに「感染の主体とワクチン接種の対象とのズレ」も急速に埋まっていく。たとえば1日100万人ずつ接種すれば、10日経てば感染源になりそうな人たちがほぼ1000万人減ることになる。そういう意味ではワクチンの感染抑制効果はこれからいよいよ本格化するといっていい。…現状だけを見ているとたしかに絶望的な気分になるけど、冷静に考えてみると、見通しはけっして暗くない。(下記本文からの抜粋) “感染爆発”で強まる...