インタビュー/景気を読む 2019年3月号
「足踏み」から「下降」へ ~景気動向指数3か月連続悪化~聞き手 大澤徳(スモールサン事務局長) 日本の景気は中国経済の失速から始まった「外需」の落ち込みが、設備投資や消費へと徐々に「内需」にまで影響を及ぼしつつあると言えそうだ。設備投資は鈍化の兆しがだんだんとはっきりしてきているし、消費の動きも弱くなってきている。さらにアメリカの景気にも変化の兆しが現れてきている。 (下記からの抜粋) 景気動向指数、3か月連続悪化 ~「足踏み」から「下方への局面変化」へ~ 大澤 内閣府が7日発表した1月の景気動向指数(2015年=100)速報値は、景気の現状を示す一致指数が97.9と、前月から2.7ポイント低下しました。低下は3カ月連...