社長のためのメンタルヘルスニュース2024年8月号
「過労死等の防止のための対策に関する大綱」 2014年6月に過労死等防止対策推進法が成立して以降、働き方改革関連法に基づく働き方改革等の取組が進められてきました。その結果、厚生労働省の調査によりますと、長時間労働の雇用者割合は減少し、年次有給休暇の取得率は増加するなど一定の成果がみられているようです。皆様の会社ではいかがでしょうか?残業時間の削減や有給休暇取得率の改善はみられていますか? また、今年の4月からは、建設・自動車運転・医師等にも時間外労働の上限規制が適用されるなど、より過労死等防止に対する取り組みは進められています。 一方、過労死等事案による労災請求・支給決定件数は増加傾向にあり、長時...