金融マンのひとり言 2018年1月号
ヘーゲルの弁証法 スモールサン11月号の巻頭論文『"成功の中の失敗""失敗の中の成功"~「弁証法」的志向の勧め~』をお読みになったでしょうか。 「弁証法」は何よりもまず事柄に内在する「対立的な関係」に目を向け、そのことによって「真理」に近づこうとする思考法なのである。≪巻頭論文より≫ 仕事に当てはめて考えてみました。 『始まり』と『終わり』 何かを始めるときには終わり(限り)がある。期限を意識した行動が必要。 また終期が来れば、また新たな始まりが生まれる。事業年度が終わっても新たな年度がやってくる。経営はゴーイングコンサーンとされる謂れであり長期的視野で行動する。 『売り手』と『買い手』 商品やサービスが...