スモールサンニュース金融マンのひとり言

金融マンのひとり言 2014年12月号

オーバーバンキング論 平成26年10月に東京都民銀行と八千代銀行が、平成27年10月に肥後銀行と鹿児島銀行が平成28年4月に東日本銀行と横浜銀行が統合され地方銀行の再編が活発化しています。 金融庁の主導で、人口減による市場規模縮小を理由に経営統合を推し進めており昨年末には長官から直接経営統合を促す発言があったと報道もされています。 元来中小金融機関は一部の学者から日本の金融機関数が多すぎるという所謂オーバーバンキング論が主張され何度も金融庁の金融審議会などで議論がなされていましたが、日本の金融機関数が多すぎるという根拠も不明確であることや『地域密着型金融(リレーションシップバンキング)』の重要性の認識の...

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