金融マンのひとり言 2014年10月号
資本主義は実体からかい離して実感なき社会を作っていくものなのか 官制の経済成長の完成? 知人の企業が商工中金から融資セールスを受け、50百万円を借りました。 条件付きで金利が変動する仕組みで源泉税の納付書を提出することが必須だそうです。 納付書で従業員数を確認し、その増減によって金利が変動するのだそうです。 以前、政策金融公庫からの低利融資を受けた企業も従業員数の維持または増加を求められていました(但し自主的な退職者は加味しないとのこと。ちなみにこの企業は運送業で1年中職員募集の広告を打ちながら人が集まらず苦慮しています)。 量的緩和が効果的であることを数値で示すために、実需のない貸出の演出や雇用...