金融マンのひとり言 2014年5月号
「マイナスのときこそ歩き出そう」 4月号巻頭対談で紹介された松波社長の著書『マイナスから歩き出そう』を読みました。 読了されている会員も多数いらっしゃると思いますが、「ドッホ」が随所にあり、わかりやすい言葉で書かれた経営哲学書であると思いましたので、金融の現場で感じていることを含めて私見を述べさせていただきたいと思います。 「不景気の時に創業した会社は長持ちする」 『不景気の時は財布のひもが締まり、生半可な商品では買ってもらえない。経営者の頭脳を振り絞らなければ淘汰されてしまう。だから商品の付加価値について必死に考えコストを抑え従業員教育を徹底しお客様一人一人を大切にする。それが企業風土になる。...