金融マンのひとり言 2021年1月号
「説明責任」 新年は挨拶機会が多い時期です。 今年はコロナ禍で新年会がほぼ中止となって、“言葉”選びに苦することはありません。 普段何気なく使っている『言葉』も、場面や相手によって使い方を間違うと大変です。 言葉はコミュニケーションツールであり、巧拙により業績にも影響を及ぼしかねません。 「私に責任がある。責任を痛感している。」 『責任』という言葉を乱発し、相手を煙に巻きフェードアウトしようとしている御仁。 辞任し責任をとれ・・とワンパターン攻撃で攻め寄る取り巻き。 「責任を痛感している」「責任をとれ」それぞれの責任は意味が違います。 『責任』には“執行責任”(やり遂げる責任)と“結果責任”があるといわれ...