金融マンのひとり言 2020年12月号
「やっぱり哲学」 松下幸之助の経営哲学、稲盛哲学(フィロソフィー)など経営には哲学がつきものです。 その考えが宗教的と毛嫌う人もいるようですが、哲学は世界・人生などの根本原理を追求する学問であり、原理を追求するということは、余分なものを削ぎ落とし「抽象化」することで、重要なことが「見える化」するのです。 山口先生の「問う」「読む」「つなぐ」も経営哲学と同じではないでしょうか。 「問う」ことで経営にとって重要なポイントが見えてくる。 ポイントを再度「つなぎ」合わせることで変化(進化)させる。 環境(トレンド)を「読む」ことで、絞り込まれたポイントをそこに落し込んでみる ヘラクレイトスの「万物流転」 ...