金融マンのひとり言 2020年11月号
「デジタル庁はデラックス(DX)?」 税金や公共料金の『納付書』の用紙の違いを意識したことがありますか。 金融機関では税金や公共料金等の納付を受けると、納付金を国や企業等に納めるだけでなく、納付書に付いている『領収済み通知書』という紙片も仕分けし送付しなければなりません。 税金や公共料金の納付書の様式がバラバラのため、窓口で『領収書』と『領収済み通知書』を渡し間違えることも起こります。 また、『口座振替依頼書』なども取り扱いますが、この用紙もバラバラです。 口座振替依頼書の受付処理をシステム化しようにも様式がバラバラなため費用が嵩みます。 パソコンやスマホ、ATMなどからも支払いができる『ペイジー』と...