スモールサンニュース中小企業コラム

吉原准教授の中小企業コラム 2024年2月号

「職場環境改善と使用者の責任」 山形大学人文社会科学部准教授 吉原 元子氏(中小企業論担当) 離職とハラスメント 帝国データバンクによると、2023年の「人手不足倒産」件数は過去最高に達しました。多くの企業にとって、人材確保が事業継続を左右する大きな課題となっています。人材確保施策には、採用と定着という2つの側面がありますが、今回は人材の定着を図るうえで重要な職場環境整備、特にハラスメント対策について使用者の法的責任という点から考えてみたいと思います。 「ハラスメント」とは、いじめ・嫌がらせといった、相手の人格等を傷付けるさまざまな言動のことを指します。セクハラ(セクシュアルハラスメント)、パワハラ...

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