スモールサンニュース中小企業コラム

吉原准教授の中小企業コラム 2022年8月号

「事業は何か?を再考する」 山形大学人文社会科学部准教授 吉原 元子氏(中小企業論担当) 経営学の泰斗ピーター・ドラッカーは、「われわれの事業は何か、何であるべきか」という問いに対する答えを明確にすることが、企業の成功にとって重要であると述べました。これは「事業の定義」とよばれる問題であり、事業の定義があってはじめて組織をマネジメントできるといいます。 「事業は何か」への答えは、企業であれば当たり前に決めてあることかもしれません。定款にも書かれているでしょう。ドラッカーが「事業の定義」を説いたのは1970年代ですが、VUCAの時代といわれる今、改めてその重要性に注目したいと思います。 なぜ今、「事業の定...

この記事は会員限定です。会員登録すると最後までお読みいただけます。

ログインIDとパスワードをお持ちの方

会員登録がまだの方

入会案内

ページの先頭へ