遠山教授の中小企業コラム 2019年11月号
インドネシアのカカオ農家と日本市場をつなぐ立教大学 経済学部教授 遠山恭司氏(中小企業論担当) ここ最近のチョコレート市場では、大手メーカーによるカカオ含有率の高い、甘くない製品も普及してきました。カカオに含まれるポリフェノールが抗酸化作用や血流促進などで、健康にいいらしいとのことです。また、デパートやしゃれた商業地にはカカオの産地や配合にこだわった、Bean to Barと称するチョコレート専門店もここ数年で広がりを見せています。 子どもから大人まで、チョコレートの楽しみ方が多様化してきたのでしょう。 ところで、チョコレートの原料となるカカオ豆の生産地、日本の輸入元はいったいどこでしょうか。なんとなくで...