お知らせ


2024年元旦
あけましておめでとうございます。
昨年のご支援・ご協力に感謝申し上げますと共に、皆様のご多幸とご健康を心からお祈り申し上げます。

中小企業サポートネットワーク
「スモールサン」主宰
立教大学名誉教授
山口義行

石垣島から新年のご挨拶をさせていただきます。

昨年、印象に残った出来事の一つに森林貴彦監督率いる慶應義塾高校野球部が夏の甲子園で優勝を果したことがあります。
「私たちが優勝したことで高校野球が変わることを期待しています」
優勝インタビューでキャプテンがこう語ったことに示されているように、森林監督はかねてより「高校野球の“再定義”」を掲げ、これまでの高校野球観からの脱却を目指してきました。
その“再定義”の「意義」をチーム全体で共有できたことが同校を107年ぶりの優勝に導いたのだと強く感じました。

前代未聞の人手不足やコスト高、さらには労働規制や環境規制の強化などさまざまな構造的要因によって、今ハイスピードで中小企業の「淘汰」が進もうとしています。
そんな時代を生き抜き、さらなる成長を勝ち取るために、中小企業経営者には、正しい時代認識の下、自らの事業を見直し、そのコンセプトを“再定義”する姿勢が求められています。

慶應高校の野球部員が「勝ちたい」だけでなく、「勝つことの意義」をしっかり認識しながら練習に励んだように、従業員一人ひとりが自社の発展の意義を強く認識し、それをパワーにできる中小企業でなければなりません。

スモールサンはそんな会社作りのお手伝いをしていきます。
今年もどうぞよろしくお願いします。


石垣島の自宅より


ページの先頭へ