スモールサンゼミ名古屋

◆テーマ
個人と組織をイキイキ生かすための人材育成

◆講師
株式会社Be&Do
代表 石見一女氏

今回のゼミは『個人と組織のイキイキ』を、ライフワークに活躍されている石見氏より、ワークショップと講演を通じて、人のイキイキする時、自立型人材を育成し、良い組織を作るポイントを伺いました。

【ゼミレポート】


一人一人に個性があるため、得意と苦手はみんな違う事。
攻めたい時は、攻めに向いた人にやってもらう。
守りたい時は、守りに向いた人にやってもらう。
その人に合う仕事や役割をしてもらう事でイキイキする。
長期的に組織を存続させるためには、一人一人が共感しあえる組織を作る必要があるお話の後、ワークショップを行いました。

◆イキイキサイクルチャート・ワークショップ
このワークは、過去を客観視し、自己開示を行うためのものです。
チャート作成では、過去の人生で経験した事を5段階評価して記入する事で、人生の振り返りを行いました。

また、チャートを作成した後、3人のグループでチャートを使い、過去から今までの出来事を話す自己開示を行いました。

最後に、参加者一人一人感じた事の発表を行いましたが、自分の事を話している時は楽しい。違う人の人生経験を聞く事で、気づきを得られたなどの意見が挙がりました。


◆良い成果は、自主的に動く目的から生まれる
人の行動は、目的によって柔軟性をもって行動できるか変わる。
単にお金を稼ぐ目的よりも、自主的に何かやろうと目的もって行動すると、効率がよくなり、柔軟な発想が生まれやすい。
また、評価中心の制度について、評価は人の主観になるため、みんなで成果を上げようと動く方が、成果は上がりやすい。

人は、自主的に動く目的をもつ事で、柔軟な発想をして行動に移す事で良い成果にも繋がる話がありました。

◆自己効力感を上げる
自立型人材を育成するために大切となる「自己効力感」
自己に対する信頼をし、自分ならできるというセルフイメージを持つ必要性。
また良い組織作りをするために、一人一人が、自己開示、自己承認、相手を否定しない事。
組織内の人が、それぞれ認め合う風土作りが大切。
という話がありました。



◆懇親会
今回の懇親会でも、前回に引き続き、ゼミの最後に書いていただいているまとめシートの内容を、一部発表しゼミで学んだ事のシェアも行いました。
また、講師の石見氏への質問と回答していただき、学びと交流を深めました。

今回のゼミでは、イキイキとした個人と組織作りがテーマでしたが、組織には必ず人がいる事。人を活かすために、個性を活かせる場を作り、自己を確立するための制度を作る。
一人一人がみんなで目標に向かって仕事ができると、大きな成果を出せ、目標達成にも繋がると感じたゼミでした。



スモールサン・ゼミNAGOYA
Pサポーター 関上 直人


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