スモールサンゼミ京都

中小企業にとってもM&Aでの事業拡大は重要性を増しています。具体的な事例を紹介するとともに、経営者が業績貢献するには何が必要か?
情報収集能力の向上を目指します。
同時に事業承継について、相続についての転ばぬ先の杖をお話しいただきます。

講師:スモールサン・企業再建プロデューサー 島田健作
開催日時:2019年9月17日(火)18時30分~20時30分
担当プロデューサー:スモールサン・人財育成プロデューサー 竹内健二

9月ゼミ報告

報告者 株式会社奥田 奥田英詔氏

ゼミでの一言
① 実例 ネジ屋・・・福岡のゼミ長 :熊本の会社の社長がガンになって、事業継続ができないので、廃業する予定だった。会社は無借金で、細々とできていた。廃業コストと比べて、高い価格で買ってあげた。

②投資に前向き。一回やったらクセになる。

③売上はすぎには上がらない。発想として、会社を買うということも持っておく必要がある。従業員のケツを叩いて売上を上げる発想を捨てる。決裁権者しかできない売上はM &A。


・自己紹介: 帝国データバンク出身(萩原(島田さんの元上司)、島田、竹内)。 2006年に M&A 専門会社を社内 ベンチャー 制度 で 作った。その時に山口先生と出会い今に至る

・M&A :時間をお金で買う。
→隣接異業種の取り組みとしても、一からやるより、会社買った方が早い。
→OGI 1600 億円 ZOZO タウン 2400 億円

・従業員や社長にとって一番重要なことはなにか?
→様々な要素があるが、全てを含むこととして、『情報収集能力』。これを向上させていく。最終的には、従業員の情報収集能力が上がっていくことが目指すところ

・企業価値売る権利を持っておく。いくらの会社か?
事業承継・・・後継者不足。内部昇格が理想だが、後継者に株を買う給与を与えておく必要がある。後継者不足 70 万社(潜在的には 120 万社)。売却 チャンスがそれだけある

メリット
・規模の拡大・・・従業員モチベーションの向上に役立つ。
廃業するより、売ってしまった方が、いくらでも回収ができる。従業員も路頭に迷わさない
→ポスト不足対策

・実際の流れ
いくらで売るのか 企業価値:修正純資産+営業利益 5 年分=のれん
全体の作業
交渉が半分。契約半分

・デューディリジェンス
流動性の高いものを評価する。土地は最大に評価する。建物は評価しにくい。
会社買いたい人はたくさんいる。送り込む人がいないため、最近は売却しても、雇われ社長として残るパターンも多い。

ゼミアンケート内容より

・企業価値を上げる→その後の事業承継を考える。自分が1500万取っていたら後継者には1200~1300万渡すべし
・後継者不足の中小企業は役70万社といわれている。⇒あまりにもったいない
・『規模の拡大』をする理由は従業員モチベーションをあげるため(いわゆるポストのアップ)、人手不足解消と人材育成
・会社を買う、売るという選択肢があることに気が付いた

ゼミ予告

その1『スモールサンゼミ京都 秋のゴルフコンペ』
●開催日時●
2019年10月19日(土)
スタート時間:AM9時54分~4組(仮予約)INスタート
●開催場所●
東城陽ゴルフ倶楽部(京都府城陽市寺田奥山1-48)
詳細なアクセス方法はこちら
※カート付、キャディ無し(セルフ)

その2『各ゼミ交流活動』
●秋田、京都、札幌合同合宿 2019年11 月12~14 日
●京都・大阪合同ゼミ 2019年11月26日(火)18時30分~20時30分
(開場18時00分~/懇親会20時40分~22時40分)
◆会場◆:ラグナヴェール大阪 <懇親会費>6,000円
●広島ゼミとの懇親会 2020年2 月26 日
◆場所:京都
◆内容:広島ゼミ企画ヒルトップ見学会後、懇親での交流

その3『スモールサンゼミ京都、大阪合同春のゴルフコンペ』
予告 2020 年4 月11 日(土)
場所:未定


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