スモールサンゼミ京都

職場や日常生活の中で感じる「イライラ」や「怒り」。
自分にとって「不快」な状況に直面した時に、上手に気持ちのコントロールができるようになる。
「売り言葉に買い言葉」自分が思わず言ってしまった言葉で相手からの信頼を失い、自分の環境が大きく変わってしまった経験を元にアンガーマネジメントのポイントを学ぶ。

講師:人財育成プロジェクト NEUE(ノイエ)代表 飯島 敬子氏
実施日時:2018年8月21日(火)18時30分~20時30分
担当プロデューサー:人財育成プロデューサー竹内健二

8月ゼミ報告

内容報告 報告者 奥田英詔氏

ゼミでの一言
①怒りは2次感情
②“べき”は各自により違う。許容する
③アンガーマネージメントはトレーニング


8月ゼミは、アンガーマネージメント(以下AGM) 飯島先生の登壇となりました。

・AGMの資格やトレーニングの実例
①スポーツ:サッカー前園選手、ゴルフ片山晋呉選手。 ②司法取引 ③企業:CS向上 ES(従業員満足)向上といった場面。クレームでは、2次クレームの方が実際は影響が大きいため、クレーム対応のノウハウとしても使われている。あるいは、管理職教育。怒り方がわからない方のために怒り方を教える
→自分の感情コントロールがきかない上司の下では働きたくない

・アンガーマネージメントとは・・・怒らなくなるためのものではない。
怒ってもいい・・・が、結果後悔するような怒りや人間関係を悪くする怒りは避ける。怒っていいいことかどうかを一回考えてみる。取扱いに注意する

<避けるもの>問題となる4つの怒りのパターン
①『強度が高い:手が出たりする』 ②『持続性:根に持つ。長い間継続するもの』③『思い出し怒り。あの時のことを思い出して怒る』④『頻度が高い:いつもイライラしている』
→攻撃性がある:人や物にあたる。自分を責める。

・怒りは第二次感情 怒りは、うつわがたまって発揮する。うつわの大きい人はうつわが大きい

・怒りをどう取り扱うか?:アンガーマネージメントの3つの信号
→事実は変わらない。物の見方を変える
①怒りの感情のピークは長くて6秒:反射反応の時間のため、一旦まつ。
②私達が起こる理由:「べき」 自分がそうあるべきと思うことを裏切られると怒る場合が大きい。違いを許容する。他人に対して、自分とは違うが、許容できる範疇を広げる。自分の機嫌で判断しない。基準を作る→ 安定させていく
③思い込みの分かれ道・・・怒ることか怒らない事か?の基準について
1.重要か重要ではないか? 2.変えられるか?変えられないか?
重要―変えられる:アクションを起こすべき
重要―変えられない:受け入れる。そしてできることを探す
重要ではないー変えられる:
重要ではないー変えられない:できもしないこと。仕方ない。受け入れる
アンガーマネージメントはトレーニング。聞いただけで変わるということはない

ゼミアンケート内容より

マネジメント=後悔しないこと

・流動的に動く。柔軟な対応
・自分と社員さんの感情コントロール
・同じ立場に立てる人との話し合いとチームワーク
・負の怒りを伝染してはいけない
・誰に対してどんな時に怒るかを書く。点数を書く。
・怒りをコントロールするには言葉の引き出しを多く持つこと


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