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SSゼミ岐阜・2期・第3回「2020年、そしてその先を読む。中小企業にとってのデジタル社会とは?」
大阪万博も決定し、その前にいよいよ控えるのは2020年東京オリパラです。
2020年は社会、経済、ビジネスなど日本国内のあらゆる目標点に置かれています。
そんな2020年、そしてその先に向けて。我々を取り巻くテクノロジーはどうなっていくのか、
とりわけ中小企業はどう活かしていけるのかを見据えながら、ビジネスチャンスの萌芽をいち早く予測していきます。
講師:株式会社エモーションデザイニング・代表取締役 白川 裕一 氏
実施日時:2018年12月20日(木)18時30分~
担当プロデューサー:山内税務会計事務所 山内 新人 氏
【ゼミレポート】
◆なぜ、2020年なのか?
どうやら主役が変わるらしい。
1.江戸時代まで、武士の時代
生まれた時点で、詰んでいる。地位が決まってしまっていた。
2.1860年代 軍人の時代
力こそが、力だ。
3.1940年台 企業戦士の時代
金こそが、力だ。働け、頑張れ。
4.2020年台 共創者の時代
信用こそが、力だ。共に、何かを作る。一人勝ちでなく、みんなで勝つ。
◆情報を入手する方法が変わる
クリス・アンダーソン「The Web is dead」
・Web→アプリ
・オープン→クローズド
・能動的→受動的
今までは、自分で情報を探していた。勝手に情報が入ってくるようになってきたが、今は欲しい情報が入りにくくなってきた。
これからは、お金を払わないと有益な情報が得られない時代になると見られる。
◆これからのデジタルマーケティング
マーケティング:売れる仕組みづくり(調査・分析・戦略)
消費者→生活者と呼ぶようになった
買わない、買えない。買うだけではないスタイル。
これからは、マーケティング4.0【パーソナライゼーション】
企業の製品・サービスを通じて、なりたい人になる、自己実現ができる。
1人ひとりのために商品を作る。オーダーメイドになりそう。
◆注目:コンテンツマーケティング
事例を踏まえたお話、良い情報を定期的に発信すれば、キチンと評価される。
有益な情報を提供することが、顧客の利益につながる。
情報発信はブログ等の記事だけでなく、動画配信も注目すべきポイント。
◆「感動二元論」説
白川氏がこれからのデジタル社会を予見された2つのポイント
・感動曲線
人が感動するストーリーは、喜びと悲しみのカーブの高さが感動の大きさに比例する。
・アウラ
ドイツの哲学者 アウラ氏が定説。
人・モノ・ことを、見たり聞いたりして、思わず感動すること
デジタル社会において、アウラは創れるのか。注目していきたい。
【懇親会】
懇親会では、講師の白川氏にもご参加いただき交流を深めました。
懇親会の様子は、短い時間ですがFacebook上では動画で様子を撮っておりますので、よろしければご覧ください。
今回のゼミでは、これからのデジタル社会を予見するお話でしたが、これからはみんなで勝つ時代がやってくる。今流行りの事をみていても、みんなで集まり何かをやる事が増えている気がします。
情報の受取り方も変わっていく中、よい情報を出し続けて信用を得て、人の感情を動かす事が、これから事業を発展させていく上で必要な事の1つだと思いました。
スモールサン ゼミGIFU
サポーター 関上 直人